カイシン。

誰にも伝える必要がないしうまく話せる自信もないがなんだか残しておきたいことをずらずら書き連ねる場所兼日記

RAGE Shadowverseが面白かった話

月曜の祝日を丸々一日RAGE観戦に使ってしまったけど、それくらい面白かった。

てかまずホームページがめちゃくちゃかっこいいからみんな見てほしい。Web制作に携わるものとしてこのアツさみたいなのはマネしたいと思う。音消せないのはクソだけど。まあ曲も聞いてほしいんだろう。フリースタイルダンジョンとかで有名な(とか言ったら界隈の人に怒られそうだけど)般若歌ってるし。

rage-esports.jp

ほんとはAmazonプライムで配信してるガンダムoriginあたりを見直したかったんだけどね。

そもそも僕はRAGEに出てた

実は8月19,20に開かれてた東日本予選に出場していた。

day1を勝ち抜いた人がday2に進めて、さらに勝った人が今日のグランドファイナルに進めるんだけど、僕はday1で負け。有象無象の中の一人でした。

ただ、後悔している部分とかもあって、あああそこでこうしてたら、こういうデッキ持ってってれば、もっとやりこんでいれば…と多少なりとも落ち込んでいたわけだ。

じゃあ、なんでRAGEはこんなに面白かったのだろう。

誰でも、神になれる

まずはこの写真、動画を見てほしい。


【Shadowverse シャドウバース】RAGE CM 30秒版

めちゃくちゃかっこよくないスカ!?!?

上の写真に写っている人、動画に出ている人、全員タレントでもプロスポーツ選手でもない。僕と同じゲームをやっていて、且つ強い人だ。大会の上位者。

それぞれの大会を迎える前まではあまり注目されず、僕と同じように仕事をして帰宅してからゲームに勤しんでいる人たちがほとんどだ。

 

ゲームの大会には「俺もあの舞台に立てる!」という無責任な期待感がある。例えばこれがスポーツだったら身長とか身体能力とか時間とか様々な越えがたい制約によってあんな脚光を浴びることはできない。そもそも枠が狭すぎる。

でもゲームならどうだ。今回の大会でもShadowverseをはじめて数か月の人があの舞台に立っている。しかも使っているカードプールは同じ。多少の運を味方につければ僕でもあの舞台に立てそうだ!

誰にでもほぼ平等にチャンスがあり、そこでそのチャンスをものにできる実力と運さえあればだれでも神になれる。その期待感が僕や僕と同じような夢見る青年たちをゲームへと駆り立てるのだ。しっかりモチベートされている。

スマホゲーム」から逸脱したイベント感

RAGEの東日本予選とグランドファイナルの会場は東京ビッグサイト。会場にはどでかい装飾・ブースがいくつもあり、司会には武井壮がいて、プロのコスプレイヤーが多数来て会場を盛り上げ、前座として生演奏もあり、ゲームの声優が出演して、熱い実況解説もあって、もう何から何までスマホゲーム、いやゲームという括りであってもイベントの規模がでかすぎる。

ゲーム好きの人ならわかってくれると思うが、ゲームの大会はそのほとんどがアングラなものだ。ゲーセンに集まり参加費を払いゲームをして駄弁って終わり。それがスマホゲームの分際でものすごい規模感で行われている。これはすごいことだ。

そして多くの人はそこの裏で動いているおカネまで考えてしまう。なんせ賞金総額は1000万円で優勝賞金は400万円。なんとあの「EVO2017」とほぼ同額の優勝賞金である。会場への入場料や大会の参加料は無料。ものすごいお金と対価に、Shadowverseは間違いなく国内e-sportsの頂点へ昇りつめようとしている。

年内には日台韓の大会や初の世界大会まである。そのスケールのでかさに高揚せざるを得ないのだ。

とにかくすごい良い大会だった

まあ実際問題僕がグランドファイナルまで上り詰めるなんてのは到底無理な話で、それは僕自身百も承知なわけだけど、それでもグランドファイナルの戦いを見ると胸に来るものがあって、その思いをスマホにぶつけてしまう。RAGE予選で敗退してから少しモチベーションが下がっていたけど、今回のグランドファイナルで完全に復活した。とりあえず次の大会に向けて頑張ってみよう、という気持ちになった。

 

というわけで忙しさにかまけてないではやいとこグラマスなります。まだなってないんかいというツッコミは無しの方向で……。